山岳地帯でも映像クラウド記録を実現!スリーフィールズの「VCIM × STARLINK」ソリューションとは?

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山間部の工事現場が抱える「通信環境」の課題
土木工事やインフラ整備の現場では、映像による記録と管理が欠かせません。しかし、山岳地帯や僻地ではモバイル回線が届かず、ネットワークカメラのリアルタイム映像記録が困難という大きな課題が存在していました。
「VCIM」と「STARLINK」の連携で通信課題を解決
こうした課題に対し、スリーフィールズ株式会社は、ネットワークカメラクラウドソリューション「VCIM」と、衛星インターネット「STARLINK」を組み合わせた革新的なソリューションを構築しました。
この仕組みにより、モバイル回線の圏外でも安定した通信が確保され、現場の工事映像をリアルタイムでクラウドにアップロードすることが可能となりました。実際に、大手建設企業からの依頼に応じて、山岳地帯の現場に導入され、映像記録・管理の効率化と遠隔監視の実現に成功しています。
2025年度中には「TStocker」にも展開予定
現在は「VCIM」で運用されているこのソリューションですが、スリーフィールズの映像クラウドサービス「TStocker」でも2025年度中の導入が予定されています。「TStocker」は、施工現場や設備点検、災害対応など、さまざまな業界で活用されている映像プラットフォーム。今回の連携により、ネット環境が不安定な地域でも映像の収集・共有・分析が可能となり、より広範な現場への対応が可能になります。
建設業界のDX推進に貢献する次世代ソリューション
通信インフラに左右されない映像クラウド記録技術は、建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させるカギとなります。山岳地帯でも都市部と同様の情報共有と現場管理が実現することで、作業の効率化や安全性の向上、品質確保にも大きく貢献します。